2012年8月23日木曜日

【EE Times Japan連載】いまどきエンジニアの育て方(第9回) 掲載中です



いまどきエンジニアの育て方(9):人材育成、人事部はもう当てにできない!?


ひと昔前までは、人事部にも技術畑出身の人間がいたもので した。そのため、開発部門にどんな人材を採用すればいいのか、技術研修で新入社員にどんなことを教えればいいのか、人事部はきちんと把握していたのです。 OJTを開発現場に任せきりにしてしまう――。エンジニア出身者が人事部にいない企業ほど、そのような傾向があるのかもしれません。

[世古雅人,カレンコンサルティング]
「いまどきエンジニアの育て方」連載一覧

 入社2年目の佐々木さんに対して、ジェネレーションギャップやコミュニケーションの壁を感じながらも、何とか佐々木さんを“できるエンジニア”に 育てたい田中課長。次期新製品の開発においてハードウェア設計の要となることで、一皮むけてもらいたいと願っています。一方、なかなか“バッターボック ス”に向かおうとしなかった佐々木さんも、少しずつ田中課長の熱意を感じ始めていました。そのような中、田中課長は、OJT(On the Job Training)を開発現場に任せきりにしている人事部のやり方に対して、疑問と不満を持ち始めます。開発の人材が育たなくて困るのは、現場で働く自分 たちだということを誰よりも分かっているからです。

22年前、田中課長が新人だったころ

田中課長は、自分自身が新入社員だった22年前のことを思い出していました。

田中

3カ月間の新入社員研修を経て開発部に配属されたときは、ワクワクしたなあ。それに、先輩や人事部の課長から「仕事はどうだい?」と声をかけられると、“気にかけてもらってるんだ”とうれしくなったものだ。

続きはこちらから ⇒ http://eetimes.jp/ee/articles/1208/20/news012.html

2012年8月4日土曜日

【IT Media連載】「いまどきエンジニアの育て方」(第8回) 公開


いまどきエンジニアの育て方(第8回)

“できるエンジニア”は、こう行動する~今日から始めたい10のルール~

“できるエンジニア”と言われる人たちの行動には、昔も今も、ある共通点がありました。今回は、その10個の共通点をご紹介します。

[世古雅人,カレンコンサルティング]
「いまどきエンジニアの育て方」連載一覧
 開発部門においてコミュニケーションが不足し、エンジニアが孤立化する“タコツボ化現象”が進んだり、若手の育成を目的としたOJT(On the Job Training)が機能しなくなったり……。原因としては、主に、企業を取り巻く環境要因の変化が考えられます。しかし、このような状態であっても、 “できるエンジニア”を輩出し続ける企業や開発現場があるのも事実です。
 では、“できるエンジニア”とは何なのか?
 現在、トップエンジニアかつ優秀なマネジャーになっているベテラン世代のエンジニアたちの行動には、会社の所属や開発製品の分野にかかわらず、い くつか共通点があることが分かってきました。しかも彼らは、若いころからそのような行動をとっているようです。そうはいっても、今のベテラン世代が若手の ころですから、かれこれ20年は昔の話です。そんな昔のことは、今の時代には当てはまらないだろうと思われるかもしれません。しかし、いろいろな企業の開 発現場の話を聞いてみると、次のようなことが見えてきます。将来が期待され、周囲から「彼(彼女)はすごい!」と一目置かれる若手エンジニアは、ベテラン 世代が若手エンジニアだったときと、“行動が似ている”ということです。

そもそも“できるエンジニア”とは?

その前に、“できるエンジニア”の定義は何か?と疑問を持たれる方もいるかもしれません。これについては、“できる”の解釈が年齢、立場、経験などによって変わるので、一意には決められないものです。
 しかし、一般的には、“できるエンジニア”とは、次のように言えるのではないでしょうか。
続きはこちらより ⇒ http://eetimes.jp/ee/articles/1208/02/news002.html

【9/4開催セミナー】 ものをつくる前に人をつくる"パナソニック流エンジニア育成プログラム

パナソニック流エンジニア育成プログラム

「いまどきエンジニアの育て方」
OJTが機能しなくなったと言われ、開発現場も例外ではありません。製品ライフサイクルは短くなり、競合との差別化・海外との厳しいコスト競 争に打ち勝っていくために、開発現場にも開発期間短縮やコスト削減要求が重く圧し掛かってきます。さらに、ゆとり世代の“いまどきエンジニア”との向き合 い方にも戸惑いが見られ、なかなか若手の育成に手が回りません。最近のいくつかの企業の取組み事例を交えながら、育成ポイントをお伝えします。
変わるもの“と”変わらないもの“
私たちを取巻く環境は絶えず変化し続けています。人材育成の分野においても例外ではなく、小手先の対応では通用しなくなってきています。一方 で、事業を行うのは人であり、人材育成の重要性はなかなか減少することはありません。どの企業様でも頭を抱える問題ではありますが、パナソニックとて例外 ではありません。そこで、50年以上に渡り人材育成の専門機関を持っているパナソニックが、これまでの歴史の中で、”変わらないもの“と、環境の変化に対 応した”変わるもの“とは何か、具体的な事例を基に、人材育成の原理原則をお伝えします。
対象(こんな方にお勧めです) 業種:製造業・IT
人事部門において研修企画を担当している方(~責任者)や、現場での育成企画を担当している方(~責任者)
受講料無料!参加申し込みはこちらから

開催概要

日時 2012年9月4日(火)14:00~16:30 (13:30受付開始予定) 定員 20名  ※お申し込み多数の場合は抽選となります。
会場 ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー8階 C会議室(大阪/梅田) ※開催会場は変更する場合があります。その場合は別途ご案内します。 主催 パナソニック エクセルスタッフ(株)
受講料 無料 参加特典 【ご希望企業3社さま限定】
研修企画無料アドバイス(カスタム事例集をプレゼント)

プログラム詳細

  • 受付13:30~14:00 はじめに14:00~14:05

    セッション114:05~15:05 (90分)

    いまどきエンジニアの育て方(講師:世古氏)
    ・崩壊したOJT
    ・開発現場を取り巻く環境変化
    ・いまどきエンジニアの特徴
    ・開発現場と人事部門との共存共栄
    ・今、求められる新スタイルエンジニア
  • セッション215:15~16:00 (45分)

    “ものをつくる前にひとをつくる”パナソニック流エンジニア育成(講師:小藪氏)
    ・パナソニックの技術者育成の考え方 ~経営理念と人材育成~
    ・研修トレンドと事例紹介
     ~「いまどきエンジニア」を育てる研修の実践事例

    セッション316:00~16:30 (30分)

    ・質疑応答 ・参加特典説明 ・アンケートご記入
    ※プログラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

講師紹介

世古 雅人 氏((株)カレンコンサルティング 代表取締役)

メーカにて開発エンジニアと半導体基礎研究(国の研究機関出向)の計13年を設計と研究開発の現場で過ごす。企業風土改革、組織・業務コンサルティング会社や上場企業の経営企画責任者などを経て、業務改善やコンサルティングなどに従事。
・共著 『上流モデリングによる業務改善手法入門』 (技術評論社) http://www.amazon.co.jp/gp/product/4774144355
・アイティメディア 「EE Times Japan」にて、『いまどきエンジニアの育て方』を連載中。 http://eetimes.jp/ee/kw/ee_imadoki_ikusei.html

小藪 康 氏(パナソニック(株) 人材開発カンパニー)

システム開発業務を経験した後、プロジェクトマネジャーとして数多くのシステム開発プロジェクトを実践(物流の追跡システム、放送局の衛星放送番組送出システム、鉄道の旅客案内システムなど)。
07年より人材開発カンパニーにて、プロジェクトマネジメント、論理思考、プレゼンテーションなどの研修を担当。
【主な資格】 PMP、PMS、PMS育成研修講師、情報処理技術者 (アプリケーションエンジニア)など
【所属協会など】 プロジェクトマネジメント学会、日本プロジェクトマネジメント協会、大阪府立大学非常勤講師

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無料相談会開始のお知らせ

Free Consultation  無料相談会 はじめに コンサルティング会社に相談と言っても、「何だか敷居が高いな…」と感じてしまう人もいるかもしれません。 当社のWebサイトは小難しいことが長々と書いてありますよね。図や文字も多く、見るだけで疲れてし...